2013年3月17日日曜日

目立て台・研いでみた

先日の目立て台を実際に使って95VPXを研いでみました.

結論から言うと,なかなか良いw
以前はカッターが傾かないように左手でチェーンを掴んで右手でヤスリを動かしていたのですが,台を使うと左手が空くのでヤスリの先端側に添えることができ,以前より直線的に正確にヤスリを動かせているはず.


(Before; 研ぐ前)
上刃が減ってるのが分かると思います


(After; 研いだあと)


シビアな人はもっと研ぐでしょうね.上刃が崩れて波状になった跡が少し残ってますが自分としてはこれでよし.
ルーペでカッターを確認しながら研いでみましたが,ひとつひとつのばらつきが少なくなったと思います.

改善を要する点としては,ガイドバーと基準線の平行がずれないようガイド機能が必要かも知れない.(でもそこまで目立て角度を厳重に合わせる必要はないかもしれない)

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ところで,目立て作業で研ぐ前と研いだあとに,すべてのカッターをウェスで拭いていますか?
  • 研ぐ前は,チェンオイルを含んだおがくず等がカッターに着いています.ヤスリは油が付くと切れなくなりますから,拭き取らなければいけません.
  • 研いだあとは,カッターの切り子がたくさん着いています.切り子がついたままチェーンを使うと切れ味が落ちますから,拭き取らなければいけません.

面倒ですが,私の経験上,大事な工程です.


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今回95VPXを研いでいて気になったのですが,カッターの角の部分の欠けが結構ありました.


STIHLのRMCチェーンのときは金属表面が剥離するような欠けはありましたが,このようにシルエットが変わってしまう欠けは見たことがありませんでした.
鋭角的な形状だからなのでしょうか.
切れ味がよいぶん,刃のメンテナンスに手をかける必要があるのかも知れません.

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